もともと今日はサイドアームフェンダー(フェンレス)のテストをかねてツーリングに行く予定だったのですが、昨日バックステップが届いたので急遽整備日に。
とくに、明日はクシタニの走行会なのでまずチェーンの洗浄から。
それからだいぶ汚れてきたタイヤのホワイトレターの書き直しをしました。
その際タイヤを確認したが現在4~5分山かな。
走行距離がちょうど3000kmなのでこれなら5000kmは余裕でこなせそうです。
そしていよいよバックステップ。
まず仮付けをして設定したステップ位置で乗車して確認。
本取り付けをしてシフトレバーの動作やフットブレーキの動作を確認して終了。
単に取り付けじゃなくてシフトやブレーキ周りの取り付けもあったのでちょっとややこしかったですが、まぁ2時間ほどで作業は終了しました。
最後にクラッチの遊びが気になっていたので注油と調整をしようとおもってタイコを外したらここで事件発生。
なんとクラッチワイヤーがちぎれかけてました・・・orz。
タイコの根元の部分からワイヤーの束が半分くらい切れていた状態です。
もちろんまだ動作はするものの、危険信号です。
すぐさまバイク屋さんに連絡して部品を手配してもらいましたが、交換は明日の午後となりました。
明日の走行会まではなんとかもたせないといけないです。
そんなこんなで一通り組み上がったのでバックステップの確認のために走ってきました。
作並方面から遠回りをしてエコーラインへ。
距離にして130kmほど。
まず乗ってみての感想は、やはりポジションが変化します。
作業中にサンダルでまたがった時はそれほど顕著な違いは感じなかったのですが、ちゃんとブーツを履いて走り出すと相当な違和感です。
まぁ、当たり前といえば当たり前。
これまた当然のことながらブッシュがなくなったので振動がダイレクト。
そして何より驚いたのがその剛性感。
山が近づいてきたあたりで腰をオフセットして意識的にステップを踏み込んでみたのですが、かなりダイレクトに入力できて気持ちイイ。
当然ステップを上げているので外脚の荷重も変につま先立ちしなくても楽に行えます。
ペグのロレット加工もかなり鋭いのでグリップもいい。
正直ここまで変わるとは予想してませんでした。
これまで貫通シャフトは公道で使用するにはメリットよりもデメリットのほうが大きいと感じていたのであまり積極的に換えようとは思っていませんでした。
とくにリプレースのステップだと十中八九バックステップ化するのでその車体の荷重点を変更することになります。
フルバンクする必要性があるのなら必要な変更でしょうが、公道でフルバンクすることがないと考えると不要なアフターパーツ、少なくとも自分にはあまり縁の無いパーツだと思ってました。
しかも部品選びをしていた間は、必ずしも用途ではなく見た目を重視したファッションアクセサリーとしてリリースしているメーカーも多く見かけ、実際世の中そういう装備の車体も少なくないと感じてました。
見た目の善し悪しは否定しませんが、荷重点を変更しポジションが苦しくなって振動も激しくなりしかも見た目重視で部品としての剛性が足りないようだと目も当てられません。
・・・などと思っていたのですが、単に入力がダイレクトになるだけこんなにも楽しい!
これは、これでイイじゃないか、と思えます。
まぁ、目的が見た目だとしてもそれが目的でデメリットを十分理解しているならもともとどうでもいいのですが、同じくデメリットを十分理解してダイレクトな入力感を楽しむのはアリだな、と。
と、同時に自分の視野の狭さも反省です。
まぁ、そういう意味で考えるとこれは結構優先度が高いカスタムでマフラーやハイスロにならぶ優先度だと思えます。
いずれにせよ明日の走行会は非常に楽しみです。
さてついでにフェンレスのチェックも兼ねましたが、こちらのほうも順調なようです。
休憩中にメインフレームの付け根の部分が上下に動いたのですが、ボルトを締め付けたらとくに問題なくなりました。
帰宅してから取り外してみたがとくに破損箇所もなかった様子です。