GSR750フェンレス化その13

フェンダーレスの配線をしてフェンダーレス自体の装着を行いました。
ナンバーも移設したので元のフェンダーを取り外してこれでひとまずの完成を見ます。

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やはり尻まわりがかなりすっきりしていい感じです。
フェンダーレスのアームのゴツさが目立ちますが、それは致し方ないところでしょうか。
今後のver.2やver.3に向けて改良できたらいいかな、と。

当面の問題は2つ。
一つ目は取り外した純正フェンダーの付け根。
リアカウルの裏側が大きくへこんでいるので、いかにも部品を取り外した感が高いです。
取り付け用のボルト穴や配線用の穴があるため見た目許容してもここは埋めなくてはいけないでしょう。

リアカウルの形状にあわせて曲面を取る必要があって、以前のプランではここは現物あわせで原型をつくり、後にFRPなどで複製する必要があると考えていました。

今なら当然3Dプリンタで直接印刷したものを取り付けることができます。
ただし、それなりに形状が複雑であること、面積が広いのでパーツを分割しなくてはいけないこと、がネックになるでしょうか。

もともとプラ剥き出しの部品でわずかではありますが、経年劣化も気になっていたところなのでここは思い切って新品を取り寄せそれを取り付け前に形状を分析。
メクラの蓋をCADで設計してできあがったらあわせて交換、という流れにしようと思っています。

あわせてリアのインナーフェンダーも劣化が激しいです。
とりあえずリアフェンダーの内側とインナーフェンダーを注文しました。
もうひとつの懸念点はやはり強度。
完全移行したとはいえ、まだ経過観察は怠れ無い状況です。

とくに今回破損したwクランプ部分には、ストレスが集中するとあらためて思いました。
wクランプとすることでとくに前方(top側アーム)の接合部分に応力が集中すると思われます。

ボルトで連結している以上回転的な動きをすることは避けられません。
とくにフェンダーという重量物を末端で支えているので反対側のwクランプの部分はその影響を最も受けるのでしょう。

スイングアームという激しい揺れにさらされる部分だけに付け根の部分は常に上下の揺れにさらされる事となるでしょう。
現状の構成で破損するようであれば、一体成形や複合的に部品をくみ上げて多方向からの強度確保をする設計に見直さなければいけません。
この部分はしばらくは課題としてのこることになるでしょうか。

Category(s): DIY, GSR750A (L3), バイク

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