テスト走行ツーリング

本日はフェンダーレスの耐久テスト走行のためのツーリング。
フェンダーレスのテストで前回コバルトラインを走って250km問題がなかったので、一昨年にトラブルがあった龍上海への道のりを再現することに。
朝8:00に家をでて七ヶ宿経由で高畠に向かいます。

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天候もよくとくにフェンダーのほうは問題なし。
ほどなくして龍上海に到着。
この時点でトータル350kmだったがフェンダーは問題ありません。

今度は一路喜多方方面へ。
昼に到着してフェンダーをチェックするがやはり問題なし。

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その後猪苗代湖方面へ抜けましたが、このへんからあまりチェックもしなくなりました。
天気予報で雨雲が近づいてきていたのでゴールドラインからまた高畠方面にぬけて帰宅。
途中七ヶ宿をぬけてから雨にあいなんとか帰宅しました。
総走行距離は380kmで合計して630km。
とくに破損することなく帰ってきた・・・と思いきや外してみると亀裂を発見してしまいました・・・orz。
場所は3箇所で2つはスイングアームのWクランプ部分。もうひとつは右のサブフレームです。

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Wクランプは両方ともWクランプの中間で積層割れをおこしていました。
横方向にかかる力は警戒していたけど、まさか縦方向に割れるとは思もよりませんでした。
しかしよくよく割れたところを観察するとおもしろいことがわかりました。

トップ側メインフレームの接合点を力点としてメインフレームが傾斜してボトム側のメインフレームに当たっているところを支点として割れた箇所が作用点になっていたようです。

つまりてこの原理で力が加わり破損に至った様子。

破損した箇所はL字になって応力がかかる構造になっていたのでとりあえずフィレット加工して応力が分散するようにしました。

また積層をY軸方向に変更しました。
これで破損しなければOKですが、ここに力がかかるようなので要経過観察です。

右側サブフレームは最初原因が分かりませんでした。

とくに左が破損していないということもあったがバラして組み直してみたら形状的にわずかに干渉するようでした。

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無理矢理組み込んだ状態に力がかかったようだったのでとりあえずヤスリで削って干渉部分がないようにしました。
こちらは形状ミスなので破損しないようならとくに注意も必要なくなるでしょう。

また思わぬ雨で帰りは大変だったもののおもしろいことがわかりました。
部品の接合部分にかなりの砂が入り込んでいました。
とくにボルトの隙間に入り込んでいたのでこの辺は中長期的に見たら劣化の原因になるでしょう。
・・・と、いろいろと問題点も見えてきましたが、1000kmに達する前にとりあえず大きな問題が見つかったのはいいことでした。
とくに今回の破損は、破損即脱落、という経緯にならないようだったので黒フィラメントで印刷したパーツに取り替えてさらに経過を観察したいところです。

また、脱落の危険性はだいぶ少ないことがわかったので仮採用してナンバーの移行と配線をし、さらにここから1000kmくらい様子を見ていきます。

Category(s): DIY, GSR750A (L3), バイク

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