2016サーキット初走行

本日は今年最初の2C枠。

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いつもどおり7:00過ぎに家を出て8時くらいにSUGOに到着。

さすがに人はまばらでしたが、天候がよく肌寒さは感じない。
今シーズン一発目ということで今日はあまりタイムは気にしない方向です。
それよりも先日より作成していたTHETAのマウントと撮影、そしてZiixの温度センサーのテストがメインとなります。

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温度センサーで事前に路面温度とタイヤ温度を測定。
タイヤテンプアタッカーとの差は3~4度で思っていたよりも誤差が少ない。
今回はいつものカメラとTHETA S, GPSロガー, スマホのロガーと出走前が忙しい。
とくにTHETA Sはケースに入れると物理的な操作が不能になります。
一方でスマホのGPSロガーは広告対策で起動中はフライトモードにするのでwifiによる操作もNGになります。
THETA Sは市販の「PQI Air Pen」という商品をリモコンに流用するテクニックがあるらしいので、その辺を考えた方がいいかもしれません。

一本目

まず一本目はTHETAをフロントフォークに取り付けて走行。
ひさしぶりの走行だったのですが予想していたほど違和感がありませんでした。
昨年はハングオフがうまく決まらずGWまではちょっと苦戦してましたが今年はそんなこともなさそうで。
ベスト+10秒くらいでればいいや、程度のつもりでしたが結果は6秒台の後半。
さすがにこのへんは余裕でしょうか。
THETAのほうは走行中脱落することもなく、また以前の車内撮影の時のようにすぐとまることなく走行終了まできっちり撮影できました。

しかし気になるところも。
ホームストレートで第一コーナーへの減速時にフロントがゆっくりとチャタる。
走行に支障がないものの感触としてはあまりよくはない。
フロントフォークに問題があるかとおもったのですがよくよく考えてみたらフロントフォークの片方に重量300gのおもりを付けている状態です。
これが何か原因になってるでしょうか・・・。

 

二本目

いきなりタイムからですが3秒台の後半。
昨年四苦八苦していたころのタイムがあっさり出ました。

THITAのほうはスイングアームに移設して撮影です。
すると、先ほどの振動の現象が見られなくなりました。

重量の影響だとするとコーナー全域で不具合がでてもよさそうですが顕著だったのがメインストレート。
ということは空力の影響でしょうか。
見るからに巨大な円筒形の物体がフロントフォークから突き出ていますし、フルカウル車じゃないので乱流で揺さぶられる、というのは十分にあり得るでしょうか。

ただ撮影のほうが15分ほどで停止していた模様。
スイングアームに取り付けていたので振動の影響が大きそうですが、直前まで充電していたので熱の影響も考えられます。

とりあえず、カメラ本体をクーラーボックスに入れて3本目に備えます。

 

三本目

3本目はAS-100Vの位置に取り付けてみました。
しかしやはり15分ほどで撮影が終了。
熱の問題なのか振動の問題なのかわからないですが課題がのこってしまった。

タイムのほうは1秒台後半がでました。

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まとめ

今回はカメラの脱落の心配や今シーズン一発目とあって意識的に押さえた、というかがんばらないで走った側面もあるので2分切りも苦も無くいけそうな雰囲気です。

ただ今はスーパーコルサを履いていることもあって条件がいい状態ともいえます。

次のタイヤはライフを考えてグレードを落とす予定だから今年の目標はそのグレードを落としたタイヤで2分をきちんと切ることでしょうか。

とくに、今回はガジェットのほかにブレーキのマスターシリンダーをラジポンに変更したという点が大きい。
・・・ハズなのだけど正直コーナリング中の引きずりに関してはそんなにポンとうまくいくものでないようで・・・。

素手なら感触としてよく伝わってくるもののグローブだとなかなか難しい。
ただ、あとから思ったことなのですが今日の走行はメインストレートの第一コーナー侵入で最初は200mラインでアクセルオフしていたものが、シフトダウンとブレーキングに余裕があったので何回かは150mラインでそれが出来ていた気がします。
(あとでビデオを確認したらもっと手前でしたが・・・)
このとき、ビクトリーラインを超えてからさらに6速に入れられるようになります。

今回は10000rpmでシフトアップする、という課題ももうけていたのですが良い結果につながるかはまだわからない状態。

ただ、アクセルオフを遅らせればメインストレートでは6速に入れられる様子です。
後から思えばラジポンに変えたことでブレーキングにより余力が生まれたのでしょうか。
もっとも、1回だけだがフェードなのか握り込みにたいしてブレーキの効きが怪しくなる場面がありました。
メガアロイはそろそろ交換だろうか・・・。

もう一つ気になった点は倒し込みです。
今回はがんばらなかったという点もありますが、倒し込みではがんばれなかった、というほうが正確です。
原因はやはり可倒式ステップ。
まず、遠い。そして力強く踏み込みない。
それが体感としてバンキングするスピードが遅いと感じられます。
自分の中でもワンテンポ遅れているとはっきり感じ取れます。

この辺は目につくわかりやすい改善点なだけに、早いうちにバックステップへの換装を行いたいところです。

さらに、走行以外の改善点もおおいです。
今回はG5Xも持って行ったので撮影がスマホじゃなくてよくなりましたが、しかし走行前や走行後などピックアップするだけでも

  • ビデオカメラの撮影開始x2
  • GPSロガーの記録開始x2
  • タイヤの空気圧の記録
  • 路面温度の記録
  • タイヤの温度記録x前後x左右
  • デジカメによる撮影
  • ビデオカメラの充電
  • THETAの動画転送(本体メモリが少ないので)

などと、かなり忙しくなってしまった。
この辺をもう少し省力化できないものだろうか・・・。

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天球動画

帰宅してから動画をチェックしました。
HDR-AS100Vと違って電源断が発生しても動画が途中まで記録されているのはありがたいです。
とりあえずフロントフォーク、スイングアーム、ハンドルピボットと3種類の映像が撮れました。

意外だったのが一番面白みが無かったのがフロントフォークの映像です。
主観ではあるものの、360度見渡せるといってもフロントフォークが近接しているので実質的に270度くらいでしょうか。

それらがすべて風景なので情報として単調になるようです。
対してスイングアームは180度なわけだけど前方はライダーの挙動、側面は路面と風景、反対側はタイヤとスプロケットというように見るものが多い気がします。

見る方向が自由に選べても一度に見られるものは1方向なわけだから必然的に動画を反復して見ることになります。
同様にハンドル付近は風景、メーター、ライダーの挙動などこれまた見るものが多い。

こちらは路面が遠いぶん迫力に欠けますがHDR-AS100Vに近い画がとれます。
とくに、超広角な映像はフロント周りがすべて映ります。

よくモトブロガーの方などハンドル回りをうつしきるためにヘルメットマウントにしたりタンク後方にカメラをマウントしたりといろいろ工夫されているかと思います。

当然ヘルメットマウントだとライダーの向く方向によって画が変わるし、タンク後方にマウントだとライディングポジションが大幅に制限されます。
そういった意味ではこの超広角はなかなか使いどころがあるのではないでしょうか。

最後に音ですが、ケースに入れているため独特のこもった音がします。
ただ、もとより音を拾いにくいためサーキットレベルの爆音がちょうど良い、と言えなくもないですかね。
また、ケースが完全密閉なので不快な風切り音もあまり感じられません。

もっとも、編集する際はやはり外部のマイクの音を当てたいかな。
HDR-AS100Vでも録画しているのでそちらの音声を当てればいいのですが排他で使用するとそうもいきません。
となるとスマホなどで外部マイクの録音もしたほうがいいのでしょうか・・・。

うーん、走行前がますます忙しくなる・・・。

 

Category(s): GSR750A (L3), ガジェット, カメラ, サーキット, バイク

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