SUGOの走行会

SUGOは実に4年ぶりの走行だろうか。
しかも、前回は体験走行会なので先導なしは中免時代から含めてもはじめてかも。
走行会_20130506_01 思い返してみてもSUGOのタイムというのがさっぱりわからない。
たしかにそのはずでSUGOはたいてい走行会でもポンダーの料金が別な為タイムを計ったことがまるでないからだ。
しかし、今回はスマホのロガーのおかげでその辺を気にすることがないのがイイ。

今回はいつものバイク屋さんではないところの主催だったためか開始が11:00とだいぶ遅い。
また、そのお店がヨーロッパ車主体なためか参加者の毛色がエンジョイミーティングとかなり異なる。
まわりがドゥカティやKTMや、アグスタまでいてなんというか場違い感がかなりする・・・。

程なくして招集がかかったが間違えて前の方に並んでしまった。
慣熟走行からはじまったが案の定後ろが詰まってる・・・。
しかもハイランドで心がけていた奥目奥目のクリッピングがSUGOではうまくいかない。
慣熟走行3週目の3コーナーで膨らんでシケインをはみ出てしまった。
本来慣熟走行は追い越し禁止だが後ろの人がうまくパスしてくれた。

今回は慣熟走行からピットインせずローリングスタートみたいにだったので結果的に後ろの詰まりが解消されて助かった。

とはいえ、SUGOでの本格的な走行はほぼはじめて。
当たり前だけどハイランドと比べると右コーナーが多くて慣れない。
また、課題だったハングオフの習得だがムリ膝にならないように意識的に体重移動を斜め前にするように心がける・・・が、まったくしっくりこない。

当然足を開いても膝がすれることもなくステップのバンクセンサーがガリガリ言ってしまう。
膝のバンクセンサーを使わないのでバンク角の管理ができないのであぶない走りな気がするなぁ・・・。

また、奥目奥目のクリッピングポイントを心がけても立ち上がりが窮屈になってしまう。
センターインセンターでもやはりしっくりこない。
どうもSUGOだとアウトインアウトできっちりとクリッピングポイントを守らないといけないポイントが何カ所かあるようだ。

さらに昔走った時に比べるとコース幅がすごく狭く感じる・・・。
なんだろうね・・・、コレ?

ホームストレートもバックストレッチも思ったほど速度が乗らず、また最高速も出口で馬の背が待ち構えているのでビビってかなり手前で減速してしまう。
一言で言えば「超難しい」。

結局一本目はこれまでに体験したことがないほど「ドッ」と疲れただけだった。

タイムは20秒くらいで慣熟走行が40秒くらいのペースだったのでとても遅いということはよくわかる。
たぶん普通の人は余裕で2分とか切るんだろうなぁ・・・。

2本目はほどほどの位置に並んでコースイン。
最初の数周でいっぱい抜かれまくってちょうど同じくらいの速度の人のうしろにつくことができた。
その人はおそらく1000ccくらいで直線では離されるのだけどコーナーでは追いつける。
これがとても助かった。

コーナー速度が自分のほうが上回ってるケースはとても珍しい。
直線で離されて抜かすことができないので追いすがろうとがんばることができる。

装備を見るとたぶん今日がはじめての走行会なんだろうな、という感じの人だったのでそんな人と拮抗してる自分も情けない話だけど、情けないついでに自分が落ち着くことができる。

すると前走者のフォームや車体のふらつきま、コーナーの侵入速度を冷静にみることができ自分の走行をマネジメントできる。
そこからリラックスできたのでハングオフはあきらめていつもどおりはしってがんばってみた。

旋回がマズイ時はセルフステアを思い出し、直線は離されるのできっちりレッドまで回るまで確認しながら速度をひっぱる。
結果として8秒短縮して12秒になった。
ハイランドでも標準と思われるタイムから+20秒くらいなのでやはりSUGOは2分切らないとダメなんだろうなぁ・・・。

SUGOは複合っぽいコーナーが1コーナーからかぞえて3~4つある。
複合でインにクリップすると続くコーナーが苦しくなる。
また、前述のとおりいくつかのコーナーはアウトインを守らないと立ち上がりが膨らんでコースアウトしそうになるので注意が必要だ。

ロガーを確認するとベストラップと比較したときでもコーナーの旋回速度にそれほど差がない。
主な差はストレートのトップスピードなので直線をきっちり速度だすことがSUGOのコツなんだろうか・・・。
この傾向はハイランドとは逆の結果になってる気がする。

こういった分析ができるだけでもロガーがあると面白い。

となると課題はブレーキングと一次旋回時の減速具合だろうか。
鈍亀の考察は当てにならないけど伸びしろがまだまだあるとおもって今後もがんばるしかないかな・・・。

後気がついた点といえばもっとも苦手だった最終手前のシケインだけど奥目のクリッピングを重視して鋭角に侵入すると立ち上がりも苦しくなかった。

ホームストレートは相変わらずの上り勾配で速度が出ない。
速度と回転数を確認しながら走った感じでは4速の11000rpmでメーター読みで184km/hから5速にアップすると194km/hまででるがここから伸びる様子が無かった。
ロガーで確認するとここが180km/hなのでこれがリミッターだろうか。
すぐに1コーナーが迫ってくるのでここから6速に入れたときの伸びがわからないがこれでリミッターがかかってるのならなかなかスムースだ。
昔RF400RVに乗っていた時、高速で回転リミッターが掛かったときはエンジンブローでもしたのかとおもうくらいガクガクと車体が揺れた。

高速走行中にあんな状態になるのなら速度リミッターなんてとっとと外した方が安全だとおもっていたが、これならあぶないことはなさそうだ。
また、サーキットの外では風圧もキツイしこんな速度を超える必要性も低い。
とあれば、サーキットだけど、まず自分の場合は最高速度を上げるよりも身につけることが山ほどある。
むしろリミッターまでの速度を各直線できっちりだせるようになるべきだろう。
となれば、なんかリミッターカットとかしなくてもいいような気がしてきた。

さて、今回はもうひとつ目玉があってなんと走行風景を撮影してもらえるとのこと。
前述のフォームを自分で確認できる。
ということで写真がコレ。
走行会_20130506_02たぶんホームストレート中だろうけど全然伏せてない・・・。

次がコレ。
走行会_20130506_03やっぱり膝が開いてないのおかしい。
それにシートポジションが後ろすぎてぜんぜんフロント加重になってない。
うーん・・・。
やっぱりいろいろとダメだな・・・。

Category(s): GSR750A (L3), サーキット, バイク

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