すっかりお世話になっている物見遊産への投稿です。
今回は12月より製作してまいりましたRGゼータガンダムの出品です。
本当は「ガンダムエース」に付録で付いてきた1/48ゼータガンダム胸像スタンドも製作予定でしたがてんで間に合いませんでした。
昔RGシリーズがリリースされたころに試しで第一弾のRX-78-2のガンダムを作ったのですが、正直印象は良くありませんでした。
MGの精密さを1/144のコレクションサイズで!というコンセプトは理解出来たのですがいかんせん作りにくい・・・。
いわゆる「お台場ガンダム」を元にリアルな造形を目指した、というお題目の下、パネルごとに色分けされた外装が逐一分割されていて・・・。
それだけなら塗りやすいだけにも見えますが、あまりに細かすぎてちょっと初心者じゃ手を付けられない内容に思えました。
そのため部品単位で何を組み立てているかわかりにくくこれまた初心者向けじゃないな・・・と。
加えてそういった初心者にも組みやすく・・・、ということなのか一体成形の組み立て済みフレームが余計に混乱させます。
たしかにランナーから切り離せばそく可動フレームなワケですがこの骨組みに内部フレームをさらに組み立てるという作業がこれまたわかりにくい・・・。
しまいには、組み立て上がると関節や装甲のポロリ続発・・・。
組み上がりは非常に良く出来た形だったのですが、上級者だか初心者だかいったいどこの層を狙ったブランドなんだろう・・・?と首をかしげたものです。
しかし、そのシリーズも早10タイトル目。
シリーズ初期の定番ゼータガンダムの登場です。
買おうか、どうしようか、スルーしようかとかそういう問題ではなくゼータは「買う」ものです。
ということで一抹の不安も感じながらも何も考えず購入、即作り始めました。
実際作り始めてみるとそういった当初の作りにくさは幾ばくか解消されていました。
ゼータガンダムは完全変形を目指すので黙っていても複雑な作りになります。
そういうことを差し引けばだいぶマシになったと思いました。
しかし、その一方で当初のコンセプトにあったパネルごとの色分けがだいぶおざなりになった印象です。
やはい迷走感はぬぐえません。
最近では定番になったハイパーメガランチャーが付属していないのも不満です。
しょうが無いのでHGUCから拝借して作り足しです。
ディティールが合わないので作り足しが微妙に苦労しました。
また、WR時のシールドと股間の付近がHGUCと異なり微妙に懸架できません。
想わぬ嫌がらせに焦らされました(このとき締め切り5日前・・・orz)
まぁ、そうは言っても完成すればたいしたもので非常にいいプロポーションです。
WR形態も文句ナシですね。
で、先日再販のハイコンのゼータを模型店で見掛けて思わず確保。
比較用に並べてみました。
パッケージを見ると1985年・・・
28年前ですか・・・。
28年の軌跡とはスゴイものですね・・・。
同じモノがここまで進化します。
っていうか、28年たってまだリニューアルし続けるバンダイって・・・。