誘惑の考証

昨日の続きです。
もう少し疑問点を整理してみることにしてみました。

◆価格
 ボルトオンキットを調べてみると、別のお店でもありました。
価格も近いです。
ただし、あちらはローター経が280mmでワンピース。
かたやこちらは300mmで2ピースのベンチレーテッドフローターディスク。
一概に比べられそうではありません。
 

◆キャリパー
 キャリパーのタイプを比べてみたかったのですが種類がわかりません。
バイクなら通常のものとかラジアルマウントなどのレーシングスペックのものがありますが、形状を見ただけでは、とくにわかるものでもないようです。
 ブレンボに限らない、ほかの一般的なボルトオンキットだと×○万円まで行ってしまうものもあるようです。
これらの違いは4ポットか6ポットかの違いのようです。
今回のモノも、ブレンボのボルトオンキットもだいたい4ポットのようです。 

そこで気がついたのですが、よくよく考えるとフェラーリのフロントキャリパーが4ポットってことがあり得るでしょうか?
調べてみると、やっぱりのようでモデルにもよるようですが360モデナのフロントは6ポットだったり、ほかのフェラーリに至っては8ポットだったりするようです。

つまり、これはフェラーリのリアキャリパーのようですね。
まぁ、フェラーリ用であるかとかに関係なく純粋にブレンボのいち製品として見れそうですが・・・。

仮にこれが6ポットだったりしたらマスターシリンダーの容量が圧倒的に足りません。
元々2ポットを動かしていたマスターシリンダーですから、今ですら容量不足だというのに・・・。
また、以前にSさんに聞いた話ではマスターバックは不用意に変更しないほうがいいとのことです。
マスターシリンダーの他車種流用でマスターバックごと持ってきてしまうともとマスターバックで拾う負圧がエンジンとマッチしなくなる可能性があるということです。
マスターシリンダーの容量アップできちんと蹴力が伝わっても、ソレを押す足へのアシストが減ったり増えたりでは元も子もありません。
そのあたりもちゃんとバランスを考えるとすると面倒がおおくなります。
 

◆ホイール
サイズはだいたい一緒とのことで、気になるのは色ぐらいなものでしょうか。
だいたい同じ色とのことですが、再塗装されているということでどんなものかは現物を見るまでわかりません。

・・・、とまぁ、自分のなかで疑問点も洗い出したのでまた「いつものお店」に赴いて詳しいハナシを聞くことにしました。

 まず、キャリパーの素性ですが、やはりリア用のようです。
なんにせよ私の車には十分な性能です。
価格も破格とまではいかないですが、十分に安いです。
 

 そのオーナーも今回の私のようにサスペンションをオーリンズ化したということのようです。
つまり、ブレーキライン、ブラケットとほぼそのまま装着できるというわけです。
このあたりの値段も考慮すると先ほどの価格がまたグッと安く感じます。

さらに、ここでブレーキをブレンボにしておけばこの先ブレーキパッドの選択肢の幅が広がります。
先々を考えれば最良の選択にも思えてきます。

 さて、ブレーキだけならなんとか無理できなくもないですが、問題はホイールです。
さすがにここで○○万円の出費はキツ過ぎる。

 昨日も書きましたがSタイヤ付きでフロント215/50R15、リア225/50R15とのこと。
なかなか太いです。

タイヤは9分山で走行は800kmとのこと。
ほとんど新品なんですかね。

 さて、来年には今のタイヤを交換しなければならないので、冷静に考えるとこちらもかなりお得のようです。
むしろホイールがおまけといってもいい!(こともないですが・・・)

さて、結局のところどちらも今つけるか後でつけるかに違いでしかないようです。

うーん・・・。
そう考えるとホント迷う。

 Sさんも儲けなしで流してくれているし、ご厚意はとてもうれしくありがたいものです。
誠意が見える買い物は多少割高でも報いたくなるものですが、今回は割安ときています。

うーん・・・。
なんとか工面してみましょうかね・・・。

 

と、もう一つ。
ハナシの途中で出たハナシですが、11/2に走行会があるとか。
なんでも¥8,000-で4時間走り放題とからしいです。
こちらもなかなか魅力的ですね・・・。

それまでにサスペンションの制作が間に合えばいいのですが・・・。

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