半月ほど前に新型PS3が発表されまして、本日発売でした。
前々から「そろそろ買わなきゃな~」などと思いつつも、使用用途が思いつかずに会あぐねていました。
というのも、世間で言われているとおりPS3購入を踏みとどまる理由がいくつかあります。
- PS2互換機能がない
- ハイビジョンテレビを持っていない
- デカイ
- 高いこのうちデカイ、高いがようやくクリアされたと思います。
ハイビジョンテレビを持っていないというのは自分の問題ですが、しかし2009年9月現在で地デジ普及率が5割前後などと推測されているわけです。
そのなかで、フルHDのテレビを持っている世帯がいったい何割なのか・・・。
しかしフルHDでなければPS3の訴求力もなかなか伸びないと思います。いまはそういった環境が普及する過渡期なので仕方ないといえば仕方ないのですが、幸い私の部屋にはHDMI端子を備えたPCディスプレイがあるので、これで当面の間はしのごうかと思ってます。
最後にPS2互換機能です。
ゲーム機も場所をとるのでいいかげんPS2はしまってしまいたいくらいなのですが、そうは言っても今までのタイトルを遊ぶ機会が無いわけではありません。フル稼働状態なら併設するのですが、この「かもしれない」がやっかいでしまうにしまえません。
PS2互換ならPS3を購入する十分な動機になったのですが、SONYはかたくなにPS2互換を乗せてくれません。今回も、将来対応の予定がないと公言したとかしないとか・・・。
まぁ、そんな理由で新型発表や価格改定があっても見送ってきたわけですが、価格もずいぶんこなれたし「そろそろ買ってもいいかな~」と思ったわけです。
もっとも、元来ゲーム機なのですから、魅力的なゲームがあれば十分訴求力になるはずでわ?
と言いたいところですが、ゲームはXBOX360で十分楽しいです。さて、パッケージを開けると中身はこんなカンジ。
構成が少ないですね。
とくに本体はチープさ全開です。
まぁ、これだけ安くなったのだから特に不満はありません。HDMI端子のおかげで接続は実にシンプル。
ちなみにHDMIケーブルは付属しませんが、ディスプレイについてきたのでそちらを使用します。ちなみに余談ですが、HDMIケーブルもケーブルの品質で画質や音質が変わるとか。
完全にデジタルデータを転送している仕組みから再生品質にばらつきが出るというのは考えにくいのですが、オーディオのエライ人に言わせるとそんなことが起こるそうな。
激しくプラシーボのような気がしないでもないですが、私の鈍い感覚器官では判断がつきませんね~。パッドはUSBで充電しながら初期設定を済ませます。
PSPやBRAVIAなどSONYのAV機器ではおなじみのクロスメディアバーで、何となく設定をすませます。ここはPSPをさわっているので説明書を読まなくても進められるのがイイですね~。
プレステのネットワークIDもPSPで取得済みだったので、とくに登録することなくログイン、と思ったらここでファームウェアのアップデート通知。
最新版にするとクロスメディアバーの背景が鮮やかになりました。
再びログインすると様々なダウンロードコンテンツがあります。
このあたりはもうすでに十分充実してますね。
と思ったのですが、やはりPS2のコンテンツがダウンロードできるといいナ~、と思いました。結局PS2互換機能は欲しいところですね・・・。
さて、ゲーム機として購入したつもりのないPS3です。
使用目的といえば、- ブルーレイ再生機
- メディアサーバー
- PSPのアドホックパーティー
こんなところです。
ブルーレイの再生は映画やアニメが充実してきたこともあり、そろそろ再生環境がほしかったからちょうどいいです。メディアサーバーはパソコンに保存されている音楽や映像コンテンツを再生するものです。
パソコンのデータをテレビで再生できるとそれはそれで便利なもので、いままでXBOX360でそれをやっていたのですが、PS3のほうが便利な機能が多いとのことで、XBOX360にはそのうちゲームだけに注力してもらおうと思ってました。しかし、今はPCディスプレイにつないでいる身。
映像を見るのにPCディスプレイを占有してしまうのではパソコンやりながらコンテンツが見れません。
ということで、この機能は当分おあずけ。最後はPSPのアドホックパーティーです。
PS3にはPSPで通信プレイのマネージメントをしてくれる機能があります。
通常は面と向かって集まらなくてはいけないタイプの通信プレイを仲介してくれるワケですね。もっともネットひきこもりな私にとってはその機能を使うかどうかはわかりませんが・・・。
まぁ、こんな所ですが、おおむね最初の感想は「この値段ならOKかな」というところで、悪い買い物じゃかったです。
あとは、これからのコンテンツ次第ですかね~。